去年の今頃アメリカに来ていて、死にそうになったのでその時命を救った、旅に持って行った方がいいものをつれづれと

3 things for trip



- マウンテンジャケット:
- 山で崖に落ちたのですが、当時昼間は30℃くらいで暑かったのけど、一応持って来て着ていて良かった!やっぱり山にはマウンテンパーカ!その時、右に落ちたら200mくらい、左は3mくらいの崖だったので、左に落ちたのですが、やはり山の日陰は寒く、その後30分くらい誰も通らなかったので、どんどん体温が下がる。しかも左腕が変な方向に曲がって、吐き気はするし、変な汗が出て体はガタガタするし、このジャケットが無かったらヤバかったです。
- その後頭上の道をマウンテンバイカーが通って、”Do you need a help?”と声を掛けてくれる!もちろん”I need a help!”と返して、彼(Bob)が降りて来てくれる。彼は、どう落ちたんだ、とか気持ち悪くないか、とか基本的な事を聞いて、まあ酷いdislocation(脱臼骨折)だな、とすかさず判断してくれた。で、すかさずそのジャケット貸してくれると言って、マウンテンパーカを三角巾的な感じに折って、腕を吊ってくれた。これで歩ける?俺がお前のバイクを持ってあげるから、エマージェンシーがある所まで降りよう、と言ってくれた。
- そこから3時間くらいの山道を、彼は自分のと2台分のバイクを持って、一緒に歩いてくれた。なんでもミネソタで精神科医をやっていて、彼女の家が近いここアリゾナには時々来るそう。
- AppleWatch:
- 僕は左腕を吊ったまま、ボブと山を歩く。ボブはAppleWatchから911(日本の111番)に電話してくれて、一番近い救急車が付けるエマージェンシーセンター的な所まで、GPS見ながらナビゲートしてくれる。これ一人だったら無理だったね、冷静な判断も出来ないし、救急車呼んでもどこまで行ったらいいか3時間もの道分からないし。ボブがいなかったら危なかった。。
- それで話をしていたら、Bobの彼女から電話がかかってきて、それもAppleWatchで話していた。なんでもAppleWatchから911すると、自動で緊急連絡先に連絡が入るとの事。彼は、大丈夫、今怪我した人と一緒に山を下っているよ、と冷静に対応。ありがとう!僕の方のAppleWatchも見たら、大きな衝撃が掛かった時にAlertみたいなのが出てたけど、緊急連絡先を登録してなかったので、どこにも電話は掛からなかった。やっぱりこれ登録しておかなきゃ!とも思ったけど、まあ海外でなにかあって、日本に連絡行ってもねえ、というのもある。