99T

Kujukuri Triathlon

九十九里トライアスロンのレース記録です!

最近の名言風(?)にまとめてみました!

「絶望の隣は絶望の2丁目」スイム編

九十九里の一宮川を遡って帰ってくる1.5kmのスイムですが、ここが復帰後最大の難関。

長袖のウェット着て泳ぐんだけど、ただでさえ左腕の動きが悪い所、ウェットでつれてスタート直後から左側が思うように動かない、痛い。ウェット直そうと立ち泳ぎした瞬間、左脹脛がピキーんとツッた。イテテてて、まあよくある事と無理して泳ぐと、今度は右ももがツる。。両脚動かず、、これから1.3kmくらい腕だけで泳ぐのかと絶望しかける。

しかも最近目が悪くなって、視界が悪いゴーグル越しに泳ぐ方向の確認が全然できない。ジグザグに泳いじゃって人にぶつかりまくる。

これが絶望の2丁目か、、

と諦めかけた所、「大丈夫ですかー!」とボートに乗ったマーシャルの人が声かけてくれて、「コースロープ沿いに泳げば最短ですよ!」ともっともなアドバイスを下さる。コースロープだけが命綱と、そこに沿ってなんとか泳ぐ(時々つかまる)。だいーぶ時間はかかったけど、なんとか制限時間内にスイムを終える。。

「絶望の隣は希望」バイク編

This story starts from Sedona in Feb 2024…

Came back to Triathlon with Kong!

Swim,

Bike, and

Run!

九十九里沿いの波乗り道路を貸切でバイクで40km。

普通のロードバイクだと両腕腕立て状態をキープしなきゃいけなくて、左腕が弱くてプルプルしてきゃうんですが、腕を乗せられるタイムトライアル体勢を取ると楽!(あたりまえか)

怪我後バイクが一番体が疲れてたけど、向かい風にも負けずガシガシ漕げました。

サイクルコンピュータが壊れて、普通のAppleWatchで計測してたんだけど、レース終わる頃には電池切れ。AppleWatch Proがいいのか、やっぱりGarminか、詳しい人教えて下さい!

「逆転しない正義」ラン編

ランは波乗り道路横と一宮海岸沿いを10km。

準備が甘く、補給食も水もないまま、4kmくらいエイドが無くて、ふらふらしてきた。

しかもこの夏暑くてランの練習サボり気味で、たかが10kmなのに、脚がもう筋肉痛、ツったふくらはぎが痛い、情け無い走りになる。

運動は正義!とまでは言えなくて、体は悲鳴をあげてくるし、(レースの日はそうでもなかったけど)暑すぎるし、なんでこんな事やってんだろ、と思う事もしばしば。

でも、足を一歩出せば、一歩だけゴールに近づく。ただそれを繰り返すだけ。それで最後はなんとかゴール。

かなりヘロヘロで食欲も無かったけど、もらったコーラ飲んだら、いきなり元気!

そう、コーラは正義!

「何の為に生まれてきて、何の為に生きるのか」

今回の総括としては、脚のストレッチは念入りに、新しい(度付き)ゴーグルを買う、ランを頑張る(ハーフとフルを早速入れました)、あと何回かオリンピックディスタンスで慣らして、ミドル、フルとのんびり頑張りまーす。

なんか泣き言ばかり書いてしまいましたが、大会に来ると、左腕がないパラアスリートや視聴覚障害のある方が参加していて(しかもミドル)、これしきの事で泣き言いってられない。若者も頑張ってる、慶應トライアスロン部なんてあるんだ、みんないい笑顔。

つまり、その場に立たないと人生なんて分からない、いろんな人生があって、それを感じて、やっと生きてる意義が分かる。

そんないろんな人生を感じるために生きてるのかもしれない

特急わかしおで1時間で東京駅に着く。その後地下鉄に乗って帰る。

こういうレース後はアドレナリンが抜け切らないのか、地下鉄に座ってる人の顔が暗く沈んで見える。スマホに首を落とし、土曜の夕方なのに何か空虚に見える。

こっちはこっちで、変な自転車、邪魔だなあ、と思われてる感じ。それはこっちの勝手。

その場に立つのは、そのギャップを感じるためかもしれない。

普段とは違う場に立って、普段とは違う感覚を味わって、また普段に戻っていく。それが人生、ですかね。