いくつかの奇跡

世界がクロスするところ

い  





私はいくつかの奇跡を目の当たりにしました。

ーセが海をまっぷたつに割ったり、キリストがガラリヤ湖を歩いて渡ったり、マホメットが昇天したところを見たわけではありません。それは人々の表情でした。エルサレムの嘆きの壁に向かって聖書を持ち、腕を皮のひもでぐるぐる巻きにし、黒いコートを着、黒い帽子と黒い箱を頭にのせ、必死に頭を揺らすユダヤであり、ベツレヘムのキリストが生まれた馬小屋でミサを開き涙するアメリカ人クリスチャンであり、イスタンブールのブルーモスクの中にある礼拝所に向かって頭をいつまでもあげないムスリムであり、モーセが十戒を授かったシナイ山で朝日を受けながら賛美歌を歌い涙する日本人信者の団体でした。

れらは宗教と言う名のものがなせる業です。そしてそれは、人類の祖アブラハムやジーザス・クライストやムハマンドがいまなおこの現代においても影響力をなし、奇跡を起こし続けているものなのだと感じました。

    教って何でしょうか?旅行に出ると必ず聞かれます? "What's your Religion ?", "Are you Moslem?"私はちょっと困った顔をしていちおう "I'm Budist." と答えます。